メディアとジャーナリズムの未来を「Future NYT」で考える

future nyt

NYU(ニューヨーク大学)でジャーナリズムを教えるJay Rosen(ジェイ・ローゼン)さんの2015年春クラスで、学生たちが未来のNew York Timesを考えるプロジェクト「Future NYT」が行われています。

12人の学生たちはまず、NYTで働いている/働いていた約25人から話を聞き、未来を考えるための13のポイント「Future-Facing Initiative」を作成。それらをもとに今後、NYTのプロダクトをどう改善していけばいいかを考えていきます。

学生たちに、自分たちがジャーナリズムとメディアの未来をつくっていくことができるということを学んでもらいたいんです。でもそれと同時に、彼らがこれから話し合うことになるテーマについても知ってほしかった。そこで最初にいまの状況を調べ、それからどうすれば現状をより良くできるかを考えることにしました。棚卸しをし、調べるのです。

ローゼンさんはNYTのパブリック・エディター Margaret Sullivan(マーガレット・サリバン)さんに送ったメールで、クラスの目的をそのように話しています。

future nyt2

クラスは現在も進行中。すでに13のイニシアチブは出揃っているので、これから「Product Reviews」のページで、NYTのプロダクトをどう改善すればいいのかというアイデアを発表するとのこと。

以下の13のイニシアチブはNYTに限らず、メディアとジャーナリズムの未来を考えるにために必要なテーマだと思います。Future NYTの最終的なアウトプットが楽しみなことはもちろん、このプロジェクトがNYTやその他のメディアが新たな視点で未来を考えるきっかけになり、学生たちのアイデアを実践するといった連鎖が起こるとおもしろいなと思いました。

・読者開発
・モバイル戦略
・有料購読者数の増加
・NYT発のグローバルプロダクト
・NYT Labでの研究開発
・ニッチな分野を扱うサブブランド
・プラットフォームと独自CMS
・インハウスのネイティブ広告スタジオ
・ビデオコンテンツの拡大
・イベント、カンファレンス、スクール
・eコマース
・経営陣の再編成
・紙 vs デジタル

(via Future NYT, NYT

Pocket

Post Navigation