歴史とコンテクストがわかる”解説”ニュースアプリ「Timeline」

timeline

サンフランシスコを拠点とするスタートアップTimelineが、同名のニュースアプリ「Timeline」をリリースしました。タグラインは「News, in context」。歴史をたどることでコンテクスト(文脈)がわかるニュースアプリです。

Timelineでは政治・国際・ビジネス・テクノロジー・カルチャーといったさまざまなジャンルのニュースと、それに関連する歴史を知ることができます。文字通りタイムライン(年表)が表示され、各ストーリーがカード形式でまとまっています。

ジャーナリズムはしばしば、今日や明日のことにフォーカスしすぎて、過去のことを忘れがちです。そうすると、大事なコンテクストも忘れられてしまいます。読者は時間とエネルギーを使って自ら調べない限り、簡単に物事の全体像を見失ってしまうでしょう。

Timelineでは、少なくとも100年・1000年単位で人類の歴史を見ることができます。いまの世界に必要な歴史的コンテクストを読めるようなプラットフォームがこれまでなかったので、私たちがそれをつくっていきます。(Timeline

編集長は元BBCのジャーナリスト・Jonathan Kalan(ジョナサン・カラン)さん。その他ライター・エディター・デザイナーなど、現在チームは14人から成っています。

マネタイズはスポンサードコンテンツやサイドプロダクト(タイムライン作成ツールなど)で行っていくとのこと。アプリは無料でダウンロードできます。

timeline2ウェアラブルテクノロジーのニュースに関連するタイムライン。なんと170,000前の歴史から始まっています。

NYTの「The Upshot」、エズラ・クラインさんの「Vox」、ネイト・シルバーさんの「FiveThirtyEight」のリニューアル、そしてWashington Postの「Storyline」と、去年は”解説ジャーナリズム”を行うメディアが多く立ち上げられましたが、このTimelineもまた、そのひとつに加えることができるでしょう。

ニュースをナビゲートするNYTの新メディア「The Upshot」がローンチ
Storyline:政策を”ストーリー”で解説するWashington Postの新メディア

情報のスピードが速い現代ですが、それに逆張りするように長文でスロー、そして質の高い情報を届ける解説メディアとして注目したいなと思いました。

(via Timeline, joutnalism.co.uk

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