NYT、速報をアグリゲーションする「Watching」をホームページに導入

watching1右下のタイムラインが「Watching」

NYTが、ホームページに「Watching」というニュースフィードをつくりました。NYTの記事はもちろん、他のニュースサイトやtwitterを含めたあらゆるウェブ上の情報を集め、24時間リアルタイムで速報のアグリゲーションを行います。見た目はまさにtwitterのタイムラインのようです。

watching2

ソーシャルメディアが普及したことで個別の記事に直接アクセスすることが増えましたが、今でもホームページを訪れる読者にとっては、Watchingから
NYTのスタッフが注目するニュースをいち早く得ることができるでしょう。

またこの新たなニュースフィードは、”NYTが追っている最中のニュース”を伝える役目もあるとのこと。

今の報道は「(これから起こることの)警告」と「すでに起きた事件」の2種類になりがちだ、とWatchingを担当するMarcus Mabry(マーカス・メイブリー)さんは言います。しかし記事になる前の段階で得られた情報をWatchingに集めることで、今現在NYTが追っているニュースについても伝えることができるといいます。

断片的な情報でも得られたものをいち早く伝えていくところは、NYTが最近ローンチした政治メディア「First Draft」に似ているなと思いました。

First Draft:NYTが速報を伝える政治メディアをスタート

また「NYT Now」「NYT Opinion」に続き、Watchingによってまた、NYTのプラットフォームとしての側面が強まったという印象も受けました。

NYT Now:NYTがキュレーションアプリを始めることを発表
NYT Opinion:NYTがオピニオンだけを読めるアプリをリリース

Watchingによって、読者がより頻繁にホームページを訪れ、そこに留まる理由になればいいと思います。

と、メイブリーさんは言います。

ソーシャルメディアの普及によってホームページの必要性がなくなったと言われることがありますが、”速報”や”アグリゲーション”が、再びホームページを訪れてもらうための鍵になるのかもしれません。

Quartzがリデザイン:初のホームページ誕生

(via Nieman Lab, Talking New Media

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