The Marshall Projectが始動:ProPublica同様、パートナーと組むスタイルを採用

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NYTの元編集主幹・Bill Keller(ビル・ケラー)さんが編集長を務める「The Marshall Project」。アメリカの刑事司法制度に関する調査報道を行う、NPOのオンラインメディアです。

The Marshall Project:NYTの元編集主幹が移籍するオンラインメディア

そのThe Marshall Projectが、初めての記事を公開しました。2004年にテキサス州で執行された死刑について、その判決が妥当であったかどうかを問うもので、筆者はピューリッツァー受賞経験のあるジャーナリスト・Maurice Possley(モーリス・ポスリー)さん。

記事はThe Marshall Projectのウェブサイトにはもちろん、Washington Postのウェブサイトと同紙8月4日の朝刊一面にも掲載されています。

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このようにパートナーと組んで調査報道記事を発表するのは、NPOオンラインメディアの代表「ProPublica」と同様のスタイルです。

私たちは事実を深く掘り下げる調査報道を行い、記事の公開は、他のメディアとパートナーを組んで行います。私たちとパートナーを組みたいと言ってくれる人はたくさんいて、このProPublicaモデルはうまく機能しています。

と、ビルさんは言います。

すでに影響力のある既存のメディアと組めば記事が広く読まれることは約束されているため、パブリッシュに労力をかける必要はなく、その分ビルさんたちは調査報道に集中できるのでしょう。少人数で報道を行うのに適したモデルだと思います。

今回の記事も約5000語と読み応えのあるものですが、The Marshall Projectの正式なローンチは今年10月半ばになるとのこと。刑事司法制度に関するオリジナルの報道や解説のほか、サインアップをすれば、テーマに関するニュースがキュレーションされたメールも毎朝届くそうです。

(via CJR

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