Science of Us:ウェブに力を入れるNew York Magazineがサイエンスメディアをローンチ

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去年12月に、紙媒体の発行頻度を週刊から2週に一度に減らすことを決めたNew York Magazine。決してネガティブな理由からではなく、ウェブにより力を入れていくための決断でした。

『New York Magazine』が発行頻度を週刊から2週に一度に

そのNew York Magazineが、「人間の行動に対する興味をかきたてる」新たなサイエンスメディア「Science of Us」をローンチしました。

なぜ人間は戦争をするのか? なぜ人間は恋をするのか? なぜ人間はインターネット上で政治について意見を闘わせるのか? Science of Usの目的は、日々の疑問に対するおもしろい答えと、よりよく生きるためのコツを提供することです。(Science of Us

New York Magazineといえば、ニューヨークに関するエンタメ、ファション、カルチャーといった情報を発信するメディア。サイエンスという今まで扱ってこなかったジャンルのメディアを始めた理由を、エディトリアルディレクターのBen Williams(ベン・ウィリアム)さんはこう言います。

単純にこの領域がおもしろいという考えからです。また広告をとれるとも思ったんです。

サイトは5月13日のローンチ後、すでに月間100万ユニークビジターを記録。New York Magazineのこれまでのメディアのなかで、最も速いスピードで読者を獲得しているといいます。

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このようにウェブに力を入れているNew York Magazineでは、紙とウェブの収入がほぼ50:50であるとのこと。両者の壁をなくし紙とウェブでそれぞれに適した情報発信ができるという、多くの紙メディアが目指す状況を達成しているように思います。

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ウェブに力を入れるために思い切って紙の発行頻度を減らす。今まで扱ってこなかったようなジャンルにも進出してみる。New York Magazineのそんな実験的な姿勢が、良い結果を生んだのだと思います。

(via Capital New York

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