ホットポテトをホットポテトと配る『The Economist』のキャンペーン

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国際政治や経済を中心に扱うイギリスの週刊新聞『The Economist』は、ホットポテトを無料で配るキャンペーンをアメリカで行いました。BBDO NYと組んだキャンペーンで、ボストンやフィラデルフィアに現れた真っ赤なトラックの前にはポテトをもらおうと人の列が。

なぜホットポテトなのかというと、英語で”hot potato”は「意見が別れるような問題」のことを意味するスラングだからです。同性婚や銃規制など、『The Economist』が普段扱うような問題について人々に考えてもらうきっかけをつくることが目的だそう。ポテトを包む紙にはこのような”hot potato”な記事がプリントされて人々に手渡されたとのこと。

同じキャンペーンでは、真っ赤なポスターやコースターもつくっています。「Get a world view. Read.」や「Be the designated thinker.」といった言葉がかっこいいですね。

『The Economist』を読むことで世界まで視野が広がる、ということを伝えたかったんです。ビジュアルコンセプトを使うことで、瞬間的に、強いインパクトとともにこのメッセージを伝えることができました。

と、BBDOのクリエイティブディレクターのJean Robaireさん。

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前半のホットポテトについては、難しい問題を考えてもらうきっかけをつくる良いキャンペーンだと思いました。そして後半のポスターについては、田端信太郎さんの『MEDIA MAKER』で読んだ、Financial Timesがピンク色をしている理由はブランド作りのためという話を思い出しました。ピンクの新聞を持っていることで、周りからは一目で金融業界のエリートであることがわかるという話です。

今回は広告によって「The Economistを読むこと=かっこいいこと」というメッセージを伝えていますが、新聞は中身のクオリティーによって、そのメッセージを証明していかなければいけないなぁということを思いました。

(via PSFK

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